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ハプスブルク帝国を旅する


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ハプスブルク帝国を旅する

加賀美雅弘 著
講談社(講談社現代新書) 1997年6月
旧ISBN4-06-149361-2

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《目次より》

I ハプスブルク帝国のリゾート

1 三冊の帝国旅行案内
『保養地・避暑地・ホテルでたどる挿絵入り旅行案内』 / 『温泉・鉱泉・保養地および保養所の挿絵入り事典』 / 『ベデカー』 / 帝国縦横無尽 / ドイツ人の東方旅行ブーム / 帝国の観光名所

2 鉄道が結んだ地域
帝国領拡大の歴史 / 水運を阻む「鉄門」 / ロスチャイルド資本による鉄道建設 / ハンガリーの鉄道建設ラッシュ / オリエント急行の登場

II 帝国旅行案内=10の旅

1 帝都と郊外リゾート
『ベデガー』レストラン・カフェ心得 / ウィーン上下水道小史 / カーレンベルク山麓でホイリゲを / 大運河計画の夢の跡 / 皇妃の愛したラクセンブルク / 名にしおう温泉町バーデン

2 「南部鉄道」に乗って地中海へ
隆盛を誇った南への鉄路 / ゼンメリンクの峠 / 「シュタイヤマルクのトスカーナ」の国境越え / スロヴェニアの都リュブリャナ / 終着の町トリエステの栄枯盛衰

3 オーストリアのリヴィエラ
海岸の別天地オパチア / ホテル「インペリアル」 / 「クヴァルナー」のテラスにて

4 ゲルマンとラテンが出会う土地=南チロル
チロル「発祥の地」 / 絵に描いたようなチロルで「農家のご馳走」 / 快感干草風呂 / 民族帰属の葛藤史 / ワイン街道をドイツ語圏最南端の町へ / ローマ帝国以来の町トレント / ガルダ湖にそよぐ南の風

5 ボヘミア森をゆく塩の道
「バドワイザー」故郷の軌跡 / 馬車鉄道の時代 / よみがえるシュヴァルツェンベルク運河 / チェスキー・クルムロフのカワカマス / 「博物館」になった観光町 / 民族不和の爪痕

6 エルツ山麓温泉めぐり
起点の町ヘブ / 帝国第一の保養地カルロヴィ・ヴァリ / ラジウム泉と鉱山の町ヤヒモフ / 帝室御用泉フランチシュコヴィ・ラーズニェの森林浴

7 ライタ川を越えて東へ
いにしえのオーストリア・ハンガリー国境域 / 湖とワインとコウノトリの町ルスト / ショブロンへの「忠誠の門」 / スロヴァキア民族主義の首都ブラチスラヴァ

8 バラトン湖から南へ歴史を旅して
ドイツ人好みの観光地 / 人呼んで「ハンガリーの湘南」 / オスマン・トルコからハプスブルク支配下へ / ジプシーの村を訪ねて / ナーダシュ村のドイツ系住民 / 大学町の草分けペーチ

9 プスタの彼方
ヨーロッパとアジアの接点に / プスタ・カウボーイ / 市場町ケチュケメートのユーゲント様式 / セゲドの町の盛衰 / 自立農業の拠点タニャ / 「カルヴァン派のローマ」デブレツェン / 「東」をものがたる風景

10 ブダペストの光と影
アンドラーシ通りを歩けば / 地下鉄一号線に乗ってカフェ「ジェルボー」へ / 国立歌劇場とディスコと / ブダとペストの二つの貌 / ゲレールト温泉の密かな楽しみ

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