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[食の損得感情] ヒットを生むわがままな心(2)


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スパゲティ(「カ・アンジェリ」にて)。もちろん、レストランで食べるできたての料理はうまい。しかしそれに甘えれば、新しいビジネスに足をすくわれることもある
スパゲティ(「カ・アンジェリ」にて)。もちろん、レストランで食べるできたての料理はうまい。しかしそれに甘えれば、新しいビジネスに足をすくわれることもある

 どんなに優れたコンセプトでも、周りに似たようなコンセプトばかり現れれば、一般の消費者からは企業間の区別はつきにくくなる。いずれも同質、同じ商品と見られてしまえば、お客は価格で選ぶしかなくなる。そのとき問題になるのは、「胸いっぱい」は維持されるのか、つまり感動はあるかということだ。圧倒的な価格差は感動につながるが、似たような価格の中でわずかな差を見るようになってしまえば、感動は薄れる。むしろ、消費をつまらなくさせる。

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