食べ物記者 齋藤訓之

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宮内庁長官と東宮大夫ご両所の反省あることを期待する

[caption id="attachment_1181" align="alignright" width="192"]太陽の紋章のある戸棚(国立民族学博物館。天皇家とは関係ありません) 太陽の紋章のある戸棚(国立民族学博物館。天皇家とは関係ありません)[/caption]

 本日、天皇誕生日。天皇陛下は宮殿長和殿のベランダにお立ちになって、一般参賀に応えられた。皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻も、ご一緒に立たれたとうかがって、安心させていただく。ご健康を第一に考えられ、例年の記者会見は取りやめられた。

 10日ほど前、宮内庁長官と東宮大夫が相次いで行ったそれぞれの定例記者会見では、各々の述べた内容が、お互いを批判し合う形となり、国民に不安を与えた。責任の重い仕事をしている人たちにあるまじき言動と言わざるを得ない。

 各々が、自分の立場を守るため、自己弁護のために行った発言なら言語道断。官僚癖を皇室、東宮まで持ち込むことは厳に慎んでもらいたい。近くも遠くも歴史を振り返れば、それが国を誤らせる元凶だとわかる。

 あるいは仮に万一、天皇陛下と皇太子殿下の名誉に障りがあるようでも何としても伝えなければならないことがあったと言うのであれば、その不名誉は自身が被り申し上げて辞任する覚悟で発言するべき。それがプロフェッショナルというものだ。

 天皇ご一家のおそばにお仕えする人が、悪い大人の見本だというのは、何とも具合が悪いことだ。というのは、「日本国民統合の象徴」の名誉を傷つけ奉ることは国民を愚弄することであり、悪いことに違いないからだ。しかも、保身のためにそれをしたというのであれば、さらに罪は深い。

 教育上も甚だ迷惑なことだ。恥を知るべし。誰しも仕事は命がけでかかるべし。

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