食べ物記者 齋藤訓之

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流星と同道

[caption id="attachment_1256" align="alignright" width="192"]今日見たものと関係ないけど、夕陽。今年夏、出雲にて 今日見たものと関係ないけど、夕陽。今年夏、出雲にて[/caption]

 18時頃か。連雀通り、車で井口新田の辺りを下っている最中、真っ正面から西南西の地平へ向けて、星がゆっくりと落ちていった。熱した針金の先端を酸素ガスの中でスパークさせたようなものが、パシパシと音をさせているようなビジュアルで、くねくねと回転しているように見えながら、上から下へ真っ直ぐ落ちていった。もちろん全く音は聞こえない。

 以前、同じようなことがあった。

 89年の7月頃だったろうか。本郷の会社で徹夜し、御茶ノ水から始発電車に乗るべく順天堂大の横を抜けて、中央線の線路沿いに出た途端。私が歩く方向と同じ、北西から南東へ向けて、大きな星が落ちていった。隕石なのか、人工衛星なのか。手に取れるほどの大きさ、近さに見えながら、全く無音。3回、大きくスパークしながら、それは東京湾の上空へ向けて、消えていった。大気圏が始まる高さで、しかも相当大きなものが降って来たところだったのだろう。

 彗星は凶兆と言うが、流星はどうなのか。とりあえず、自分の進行方向と同じ方向に星が向かうというのは、縁起がよいことと、自分では勝手に解釈している。事実、あれに続く5年間の面白かったことといったら。

 というわけで、来年も楽しみ(と思わなくちゃね)。

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