食べ物記者 齋藤訓之

農業、食品、外食に関するビジネスの記者・編集者、齋藤訓之(さいとう・さとし)のWebサイトです。

あんかけスパゲティの幸せ

[caption id="attachment_1407" align="alignright" width="144"]あんかけスパ あんかけスパ[/caption]

「名古屋めし」などとシリーズ見出しのように付けたものの、7月以来布団で寝たのは出張のときぐらいなんて、とんでもない生活。「名古屋めし」の続きが全然書けなかった。最近やっとなんとかなってきたので(まだ終わっていない仕事があるものの、「農業成功マニュアル」(翔泳社)は、あとは店頭に並ぶのを待つばかり)。あと短いゴーストライター仕事が一つ。でも、また来週からまたどうなるやら)、あんかけスパのお話を。

 こういうものがあると知ったのは、遅いですね、やっと5年前という頃。「ミニストップ」のFF商品開発のスター(!)今井久さんと一緒に名古屋に出張したときに教わった。「うちの奥さんから絶対買ってきてって言われた」(奥様も元食品メーカーの方で食べ物に詳しい)と、スーパーで「ヨコイ」の家庭用レトルト入りソースを探していたのを一緒に買ったのが最初です。

 帰宅後、翌日早速トライ。不思議な食べ物、でも、すごく懐かしい感じというのが第一印象。タマネギを焦がしたような、しょう油入りのような濃い色のコンソメに片栗粉を入れてあんかけにしたような感じ。コショーの辛みが利いている。買うときに聞いたとおり、妙にクセになる味だった。

 お店で食べたのはさらに遅く、今年の夏が初めて。「日経ベンチャー」でホシザキ電機の坂本精志社長の取材をするため、この夏何度か名古屋にうかがった。カメラマンの堀勝志古さんとお昼どうしようというとき、あんかけスパの話をしたら、お気に入りの店に連れて行ってくれた(堀さん、ありがとうございます)。

 おいしかったなー、これ。懐かしいもの、子供の好きなものがみんな入っていて、だけど辛みも利いてっていうのが面白い。ソーセージのスライス、ベーコン、コーン、マッシュルーム、玉ネギなどなど(玉ネギは子供は好きじゃないですね)。スパゲティは太くて、アルデンテというような小難しいものではなくて、やわ~という軟らかさ。で、大盛り。総合すると、やっぱり男性向け商品だなと思う。

 こういうものをもりもり食べていると、素直に幸せを感じる。明るい食べ物はいいな。

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