食べ物記者 齋藤訓之

農業、食品、外食に関するビジネスの記者・編集者、齋藤訓之(さいとう・さとし)のWebサイトです。

「がっつり」っていつから全国区?

がっつりナポリタン

がっつりナポリタン

 東京都港区のセブン-イレブンに行ってみたら、「がっつりナポリタン」を発見。「がっつり」って北海道弁なんですが、いつから全国区になったの?

「がっつり」は、しっかり、思いきり、こてんぱんに、のような意味。決定的、致命的な影響を及ぼすような動作を修飾する。とてもとか、かなり(かな~り)のような意味の「なまら」(なまぁら)に近い使い方も。用例:「がっつりぶつけたっけさ」「先生にがっつり怒られたさ」。

 元は「がっちり」なんだろうけれど、冬の凍った地面にツルハシが突き刺さるような「がっつ」の語感がたまらない。

ボリュームがっつり712kcal

ボリュームがっつり712kcal

 内地(日本の北海道以外の全部)の言葉では、程度のはなはだしいさまを言う「しこたま」に近い。「がっつり」「なまら」は、ともに、関西弁の「めっちゃ」、中国地方の「ぶち」なんかに近いか。

 競馬関係でも使っているらしいけれど、札幌出身のやまだひさしさんというDJが「やまだひさしのラジアンリミテッドDX」という番組の中などで使って有名になったのだとか。この番組は高校生に人気、ということは、このナポリタンも高校生狙いか。確かにボリュームたっぷり。北海道出身の中年も「がっつり食った」。

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