食べ物記者 齋藤訓之

農業、食品、外食に関するビジネスの記者・編集者、齋藤訓之(さいとう・さとし)のWebサイトです。

取材対応について

食に関する話題で雑誌やテレビ等の取材や問い合わせを受けることが最近多くなりました。

執筆か聞き取りだけか、報酬があるかどうか、記名であるかどうかを問わず、基本的になるべくお答えするようにしています。私よりも面白い情報を提供してくれそうな人がいれば紹介したり、取材をお薦めしたりすることもあります。

私がお話しする場合は、科学的で公平な事実を伝えるように努めています。取材者が取材前に持っている判断や印象で誤りがあれば指摘しますし、反証も示すようにしています。

ただ、基本的に原稿チェックはしません。メディアによっては掲載前の原稿を送ってくれてしまうこともなくはないですが、その場合も私が述べたことと違うことが書かれている以外については何も言いません。

したがって、私が考えついたり、私ならば絶対にそうは書かない、そうは表現しないという記事や放送になることはあり得ます。しかし、私からメディアに対してその論旨なら私のコメントは使わないでほしいとは言わないようにしています。

ちょっと違う例かもしれませんが、フィルムコミッションだって、そういう映画には私たちの風景を使わせないとは言わないのが普通です。

メディアにはそのメンバーが自由に内容を決める自由があります。私もそこには踏み込みません。

私からは、なるべく科学や公平な事実から逸脱しないように、取材者・表現者が誤った予断を持たないように、淡々と情報を発信するのみです。正しい目と正しい表現が身に付いた取材者・表現者が増えることを祈り、それに資することを続けるまでです。

もし、その論旨が気にくわないからもう来るな、あなたの考え方が気にくわないから来るななどと言ってしまえば、その道筋も断たれてしまう。そうはしたくない。

本日発売の「週刊ポスト」に私のコメントが載る旨連絡を受けています。豚生レバー提供に関して。果たしてどのような記事になっているでしょうか。

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