あれは有人ロケットであるらしい(うそ)














有人カプセルを打ち上げるロケット。米空軍のコードネーム Taily Day
有人カプセルを打ち上げるロケット。米空軍のコードネーム Taily Day

 問題のロケット、実はミサイルでも人工衛星でもなく、有人カプセルであるらしい。あちらの人たちが集まる焼肉料理店に厨房機器を納めているメーカーの人から聞いた。その人の前職(詳しく書くわけにはいかない)から考えると、それなりの情報のようだ。

 なんでも、建国アニバーサリーを記念して去年打ち上げる予定だったものの、要人の健康不安だのなんだののごたごたで延期になっていたものとか。おくればせながらも、国の威信がかかっているので、中止するわけにはいかないのだという。

 有人カプセルは人工衛星の一種と言えなくもないけれど、カミカゼ式のミサイルでないとも断定できないから、ちょっと安心はできない。

 いや、安心できないのはむしろ宇宙飛行士だ。カプセルを衛星軌道に投入する技術はかろうじて持てたらしいが、大気圏に再突入して燃え尽きずに帰還できるための技術(突入角の計算・制御と、熱遮蔽用のアブレーション素材の開発)に疑問がある由。飛行士は生きて帰れるのか。

 一応、無事の再突入へ向けての手順は踏みつつ、万一の際は“不運にも”宇宙ゴミ(debris)に衝突して破壊されたと発表するつもりなのだとも。そして“その debris(人工衛星破壊実験の残骸)をまき散らした国”に因縁をつける――米国か、中国か、その両方かをカモにするつもりと見られる。

 どっちにしろ、乗る人への同情を禁じ得ない。悪い冗談であってほしい。

 悪い冗談というか、ウソですが。