エデンの東

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「ユダの福音書」待ってました!

子供の頃は、将来両親と同じく洗礼を受けることを全く疑わずに毎週教会に通っていた。けれども、長ずるに従って、特定の宗教を自分の宗教とすることがどうにも面白くなく思えてきて、だから未だに何教の信者でもない。最近は海外旅行の時、入国申請書のrel...
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阪神淡路大震災の朝

1995年の1月――バブル崩壊の影響が消費に出始めた92年、堤清二氏は「トンネルを抜けると、そこは氷河期だった、ということがあり得るのではないか」と言ったという。それから3年、「本当だったんだ」と思い知らされる頃だった。
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100万回生きてます

「100万回生きたねこ」なんて、なんともつまらないタイトル。目立とうと思って、奇をてらおうと考えて、その悩んだ挙句に出たものが実はなんとも凡庸なもので……それがこの本の第一印象だった。勝手に想像して、勝手に嫌いになった。
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ケニアの「シェルタリング・スカイ」

朝、ホテルを出発したカーハヤは、ゆっくりとナイロビから抜け出し、路傍のバナナ園などを横目に見ながらスピードを上げていった。ふと、左側の車窓に目をやると、車と同じ高さに地面はなく、少し霞のかかったような空だけが見えた。体を窓に近づけると、数百...
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ケニアの「おさるのじょーじ」

ケニアにはいくつもの民族が住んでいる。それだけでなく、いくつもの他の国々から、いろいろな人々が来ていた。
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サンタクロースっているんでしょうか?――います

人の頭を解剖しても、「心」は出て来ない。心臓を解剖しても、「循環」は出て来ない。心は脳の機能、循環は心臓の機能。その心と脳、循環と心臓、それぞれを分けて考えて「おかしい」と騒ぐのはおかしい――養老孟司氏が「唯脳論」にそのように書いている。 ...
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ケニアの「これはなあに?」

両替のために、ナイロビの銀行に入った時のこと。ガラス張りの窓口の中には、頼もしい体格の、上品な、それなりの地位にありそうな女性の行員が座っていた。その人との会話。
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ケニアの「ちょっとちっちゃなビジネスね」

ケニアを訪ねたのはもう十数年前。観光で訪ねたのだけれども、あの頃すでに、豊かな自然に触れて素直に感動するという純朴さを、僕は失っていた。「せっかく大枚はたいて来たんだから感動しなきゃ損」などと損得勘定ばかりが頭の中をうずまき、そして空回りし...
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