レポート作成・提出にあたって

想う伝える

 学生のレポート課題を採点していて気付くことを記します。就職後の活動の参考にもしてください。

1.段落をつけて書くクセをつけよう

 最近はどの学校・大学でも、段落を全く考慮せずに文章を書く人が多くなっています。また、段落の付け方がうまくいっていない人も多いです。

 一つの段落は、「ここではこれが言いたい」という文が1文だけ含まれている文章のかたまりです。それを念頭に、書き上げた後で最低でも一度は読み返して、段落を適切に立てられているかチェックすること。

 どうもわからないという場合は、下記の本の「4 パラグラフ」という箇所に、丁寧な解説があります。この本は本学の図書館にもあります。該当部分は立ち読みでも読み切ることができるでしょう。しかし、この本は社会人生活でもとても役に立つ本なので買っておくことをおすすめします。

木下是雄『理科系の作文技術』(中公新書)

客観的な材料を意識して書く

「多い/少ない」「大きい/小さい」「熱い/冷たい」といった量に関することや、「Yes/No」「ある/ない」「よい/悪い」などを記述する際には、それを裏付けるファクト(事実)、データを示すように心がけてください。

 前記の本には、これについての解説も丁寧に書かれています。

 なお、文章に主観や自分の判断を入れていけないということはありません。しかし、「私は〜と思います」と主観として書いたときは、「〜である」と客観的な主張・指摘に変えられないかを考えてみること(もちろん、単に記述を変えるだけではだめ。ファクト、データを示して書けないかと考える)。また、「思う」ではなく「考える」にできないか考えてみること。

提出物は完全であること

 誤字脱字など基本的な誤りがないようにすること。そのためには、やはりきちんと読み返してチェックすること。仕事でもレポートを書くことはよくありますが、誤りの多いレポートを出す人は、通常の業務についてもいい加減でやりっぱなしにする人だと見られることになります。

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