「自分探し」って、本当に自分を探してる?


「自分探しをしている」という言い方。語られている若者と同世代の人がそう言う場合は、最近は揶揄のニュアンスを込めて使われているように感じる。ともあれ、友人たちがどう言おうと思おうと、本人は真剣なのに違いない。


じゃ、立とっかな。

じゃ、立とっかな。

 自分が思った通りの仕事が思い通りに見付かるとは限らない。私にも苦労した思い出がある。不況の今ならなおさらだろう。

 それから段々とわかってきたことがある。巡ってきた仕事によって変わってしまうもの、仕事と相性が良かったり悪かったりするもの、そういうものは探している自分ではない。

「禅の名言・禅の生き方」(松原泰道)で、「自分探しの旅――『十牛図』を読む」という章を読んだとき、それがもう少し、確信できそうなものに近づいた。

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