想う伝える

誤解が多いようなので書いておきますが、普通に言う「そんとくかんじょう」を漢字で書く場合は、「損得勘定」が正しい。損得を勘定するわけです。

通っていた高校に「沖田方程式」なる、へんてこなジョークが伝わっていた。化学の沖田先生が授業中に言ったらしい。

夏頃であったか、飛行場の書店をうろついていたら、外山滋比古先生の新刊「人に聞けない大人の言葉づかい」（中経の文庫）が並んでいて、思わず手にとった。外山滋比古先生と言えば、私たち世代にとっては国語の試験でおなじみの先生。「次の文章を読んで問い...

地名の由来として土地に伝わる話というのは、たいてい眉唾なものが多い。住んでいる近所では、「真姿（ますがた）の池」の由来の説明がどうにもぎこちない。

たいへん恥ずかしいことながら、ちゃんと学習したことではない。でも、言葉遣いの正確な人たちの話し方を観察していて悟ったこと（いや、本当はこれも“ちゃんとした学習”の一つだとは思うけれど）。「宛」という言葉は、あまりよい言葉ではないらしい。

VIPとは、「very important person」の略。「お偉方」のこと。

POPとは、「point-of-purchase（advertise）」の略。購入しようと商品に手を伸ばすかもしれない現場に置く広告のこと。

雑誌の編集者を志す気持ちを起こしてくれた雑誌のもう一つ。「意外」と感じるかもしれないけれど、それは「翼の王国」。全日空の機内誌。